Novel
□幼なじみのまま
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「なぁ〜志保〜」
『何よ、用がないなら帰ってくれないかしら
私、アナタと違って忙しいの』
「忙しいって言ってもまた研究だろぉ〜
だから今日は一緒に出かけようぜぇ」
『はぁ、アナタ馬鹿?誘う相手を間違ってるんじゃないかしら?』
「俺は志保と出かけたいんだよ
だから何処か行こうぜ」
『嫌よ、蘭さんと行きなさいよ、アナタまだ蘭さんに告白してないんでしょ』
「だから前から言ってるだろ蘭はただの幼なじみだって、だから何処か行こうぜぇ〜なぁ〜志保〜」
『はいはい、わかったわよ本当にしつこい人ね』
「ラッキー!!そうと決まれば行くぞ」
新一は志保の手を取り玄関へと向かった