KTT
□再会
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今日から新学期
で、
とりあえずおれは一年四組。
んで一番後ろの席。
あの知らない奴に助けられて
たぶん一週間。
それから…
おれはまた何時もの生活に逆戻りした。
もっかい死のうかな、とかも考えている。
♪♪〜♪ ♪ ♪ ♪〜
チャイムが鳴った。
ガラガラと音を立ててドアが開き、みんなが席につく。
「これで全員揃ったか」
なんかエリートくさい教師が偉そうに言った。
とりあえずあだ名はエリート教師≠セな。
エリート教師は開いたままの扉に手招きをして
「入って来い」
と言った。
その言葉でなんか見覚えある奴が教室に入ってきた。
……………………
アイツじゃん!
入ってきたのはおれを助けたおせっか……
いや、助けてくれた奴だった。
ぇえ、何この漫画みたいな展開。
「じゃ、染夜そこの席に座れ」
その言葉と共に、そいつがおれの席の隣に座った。
………!?
ちょ、ま、考えてる間に自己紹介終わってるよ!
とりあえず名前は染夜≠チてんだな。
……って、
なんて事はどうでもよくて。
今日はなんかダラダラとこの学校での決まりやらなんやらの
うっとうしい話が続き、
午前中で終わった。
「帰りたくないなぁ…」
そう呟きながらおれは溜め息をつく。
そしてポケットに手を突っ込んだ。
……………………
なんかライター有るんですけど。
そうしてまた おれは自殺を考えた。