うた

□空心
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くもり空、灰色の町
走る電車に乗って行くんだ
見たこともない原色の青空を目指して
どこか遠くにあるその空を見つけに行くんだ

心の中全て吸い込まれそうな空が僕を見ていた
いったいここからどうやったら僕は抜け出すことができるんだろう

重ねた手触れた温もり
大事なことわかった気がした
窓から見えた景色が色づいていく
きっと僕の瞳の中の何かが動いたんだ

いったい何が大切かなんて本当はわかっているんだ
だけど怖くてそこから僕は動けないままでいたんだ

どこに向かってるのかわからないけど
とりあえず君となら行ける気がする

心の中全て吸い込まれそうな空が僕らを見ていた
今から一歩踏み出すことをためらわないで先に進めばいい
きっとそこには青空があるから
僕自身のその道の先へ




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