09/28の日記

21:08
夢物語
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自分でもこの夢が好きです。























いつも夢の中にしか出てこない、自分よりも1・2歳年上くらいの男の子、城嶋 犬(じょうしまけん)。
 そしていつも犬と一緒にいる、犬と同い年の少年、柿本 千種(かきもとちくさ)。

ある日、私は何故か孤島にいた。
……。何かが近くにある。
そう思い、その何かを探すことにした。

その頃、犬と千種は、クローム髑髏からの情報で、ある孤島の山奥にある住まいの夫婦、いや、老夫婦が住んでいるところに、骸が捕まって入っている水槽の鍵があるという情報を得て、私のいる孤島にいた。

私はその何かを探しに近くの山へ入った。
山の中を進んでいく…。進むほどになにかが近づく…。
…どこからか、とても聞き覚えのある声が微かに聞こえてくる…。
その声の方へ進んでいく…。
…足音が聞こえる。そして、声もはっきり聞こえる。
少年二人の声が。…少女の声はしない。(←めっちゃ嬉しかったです(´∀`*)♪)
目の前の木を掻き分けて進んでいく。するとその先には…―――

犬と…千種だ………!!!
犬が音に気付く。
「んあ!?誰だオメエ!?」
「…うるさいよ、犬。初対面の人に対して声がでかすぎるよ。」(←初対面っスか…(;v;`*)…まぁいいケド♪)
「犬!!!千種!!」
「!!?なんでオメェオレの名前知ってるんだぴょん!?」
「…もしかしてマフィアか…!?」
「ちっ、違う!違うって!!!;(汗)骸様の鍵探しに来たんやろ!?じゃあうちも一緒に行くって!!」
「なっ…何で知ってるんだびょん…!!?(汗」
「……そうしてくれると面倒も省かるかもしれない…。犬より頭よさそうだし…。」
「うげっ…!!」
「…(^^;)」
「ところでオメェ何て名前だ!?」
「うちは、モモ。モモって呼び捨てで呼んでくれればイイから*」
「……モモ。…よろしく」
「よろしく千種^^♪」
「よっ、よろしくだぴょんっ…」
「よろしく犬^^*」(←この時はヤバスww)

そして、計画立てが始まった。
「きっとあの家だと思う…」
そう言って千種が指を指した方を見ると、古びた一軒家があった。
「あそこかぁー!!じゃあさっそく行くぴょん♪」
「…犬、ちょっとは頭使ったら?」
「うげっ!!そっ、そのまま行けばいーじゃんか!!」
「骸様の鍵だぞ…?手強いマフィアがいるかも知れない。」
「じゃっ…じゃあどうすんだぴょん!!?」
「うっ…うちが行く!!」
「げっ!なんでモモが行くぴょん!?オレに殺らせろよぉ〜!!」
「やっ、殺やるっって…犬…;;」
「だから、モモは別にマフィアや殺し屋じゃないんだって、犬。」
「じゃあ何でモモが行くんだぴょん!?」
「うちは別に普通の一般人やから、その住まいに行っても怪しまれへん!!で、その家に上手く侵入して、隙を突いて鍵を奪う!!……どう?千種」
「うん、いいね。じゃあまず様子見に行こうか…。周りに怪しい奴がいなければ家のすぐそばで僕たちが見張っとくから…」
「うげー!なんちゅう地味な!!モモ!スグに見つけるんだぴょん!うー!!ウズウズするぅ〜♪」
「うん、わかった。危なくなったら助けに来てな…?」
「…うん。」
「オッケーだぴょん!」



そして、その一軒家に近づくと、目に入ったのは藁で作った手編みのバックだった。
もっと近づいて見ると、お店を営んだ後のようなものがあった。
「……。」
ドアにはベルが尽いていた。そして、そのベルを押してみる…。

ブーーーッ!!
「!?」
いきなりの大きい音にちょっと焦る。←ww
犬と千種もそのいきなりのデカイ音に張り詰めた気持ちで私のことを見ている。
「はぁい…。」
ガラン♪
ドアの鐘の音がして、そのドアの向こうを見ると…――

「どちらさんかなぁ…?」
優しい顔つきをしたおばあさんがいた。
これが…骸の鍵をもっている…!?
「まぁ、あがりなさい。」
「はっ…はぁ…。」


「よくやったびょん!モモ!!これで骸さんが…♪」
「…まだこれからだよ。……下手したら殺されるかも…。」
「んな!?………なぁ柿ピー…。…その危ないときのために俺等はここで見張ってるんだぴょん!?そん時は俺らで守るんだぴょん!」
「……わかってるよ。」


「そう、都会から来たんかい…。」
「はい…。」
ギシィッ!ギシィッ!
床の木のずれた音がした。振り向くと、これも優しい顔をしたおじいさんがいた。
「誰だい?ばあさん」
「島の来訪者だよ。何故ここに来たんかわからんと言っとるがねぇ…。」
「おぉ、そうかい。ゆっくりしてって行きなさい。」
「あっ…ありがとうございます。」
するとおばさんとおじさんは和室から出て、リビングの方へ出て行った。
 辺りを見渡し、なにか怪しいものがないか探した。
たくさん骨董品のようなものがあり、貴重品の中に貴重品を隠す…なんて考えもするかな?と、思い、おばあさんが座っていたすぐ側の古い骨董品の棚を調べた。
 棚の中にはたくさんの小物が入っていた。
その棚の中のほとんどが手作りの可愛らしいこものだった…。

「………?」
今思うと何故こんな老夫婦が大事な骸の鍵を託されたのか…?
…何か秘密があるはずだ。ついでにその秘密も探ろう。
上から下へ、上から下へと棚を一つずつ丁寧に調べていった。
そして、一番右下の棚を開けると、たくさんの書類と小さな箱があった。とても綺麗で丁寧な作りの箱ではあったが、手作りではなかった。
箱の蓋の部分には、なにかのエンブレムがあった。
まさか…。緊張しながらその箱を開けた。
手が震えているのが解るほどだった。
パカッ…

「…!!!!!」
鍵があった…!!

そして、一緒に入っていた書類を読んでみる。

“こちらは、罪人、 六道 骸 の水槽の鍵です。
誰の手にも渡らないよう、マフィアでありながら、全く無関係のあなたにお送りいたします。

もし、何者可の手に渡れば、あなたを死刑とします。
ヴィンディチェ
復讐者

「そっ…そんなっ…!!」
声が詰まった。

「どうしたんだい…?………!!??お前さん!!それはぁ…!!さぁ、返すんだ!
「いっ…いやぁ!!犬!!千種!!」


「…!!声が聞こえたぴょん!!」
「…行くよ…犬」


「返すんだ…!!」
そう言って老夫婦は箱に飛びつき、箱を引っ張る。
私はそれに抵抗した。
 が、老夫婦はなかなか手強かった。手を離さない。
…死刑が嫌なのか。
でもっ…それでも……骸の…ため…に……はぁ!!
ガンッ!!
おばあさんの頭を殴ってしまった…。
すると、犬と千種がそこにやって来た。
「よっしゃぁ!行くぜぇ!!ウルフチャンネルゥゥ!!」
「…はやく済ませて帰りたい。」
するとけんはおばあさん、千種はおじいさんを相手にした。
しかし、さすがに相手も老夫婦なので、歯も立たない。
そのまま老夫婦は抵抗できず、犬と千種は二人を…


殺してしまった。


「けっ…犬…。千種ぁ…」
「よくやったぴょん!」
「帰ろうか…。」
二人の服にはたくさんの血がついていた。
「こっ…この…二人…は?」
「んあ?何言ってるぴょん?コイツwwほってくぴょん」
「そんなものどうでもいいから。はやく帰るよ、犬。」
「柿ピーは面倒臭がりだぴょん…」
「そんなことどうでもいいよ」
「…ん?どうしたんだぴょん?…モモ?」
「何で…殺したん…?」
「当たり前の事だよ…。僕は先に帰ってるね。……シャワー浴びたい…。」
そう言って千種は家から出て行った。

「…犬…。」
「ん?なんだぴょん。」
「…お願いとか…聴いてくれへんやんな…」
「んー…それによるびょん。」
「…一緒に居って…。」
「えっ…………。」
沈黙がながれる。
初めて出合って、協力して…。
これから一緒に居ていい?
…そんなお願いなら聴いてくれたかもしれない…。

「…ずっとは…いれないぴょん。」
「……………。」
「最後に…。」
「……?」
「俺等と一緒に居た…仲間…でいいぴょん?」
「うん…。」
「その、証拠。」

チュッ…――


犬は最後に口付けを残して、家を出た。
振り返り、笑みを浮かべて。

「…骸様の脱獄のチャンス、一回だけやから、絶対に失敗したらあかんで!!」
「…おう!…また絶対会えるぴょん!そん時はぁ…」
「…その…時は…?」
「それは…あー…その時の楽しみだぴょん!…んなっ!!……なっ…泣くなよ!!……じゃあな!!」

…目からは、泪がボロボロと零れ落ちていた。
もう…会えないかもしれない。
でも…楽しかった…!!
脱獄…失敗したら許さんで…!!
そんな思いがたくさん詰まった泪を落とした。

…絶対会えるよね?
…会いにきて…!!




家から出ると、なんとそこは自分の住んでいる町だった。



……?犬…?


そして、夢は覚め、朝が来ました。

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