恋愛詩 -Heart-

□作品No.36〜40
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NO.40

砂糖水



君が残した
 薬品の危険な誘惑の香り
貴方が残した
 ドロドロの黒砂糖の香り
水の底でザラザラと
甘ったるいのは上辺だけ
遠い昔に忘れた
 頭の中のピストルは
香る煙を吐きながら
血塗れの恋の中に落ちていた



―――――――――――――――
お菓子シリーズの後に作った詩ですが
纏めたかったので、ココに。
お菓子シリーズから一転、
得意(?)の救えない恋愛詩に。
甘ったるい恋愛詩は苦手な模様(苦笑
お菓子シリーズは楽しかったので
また書く予定ですが。
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