恋愛詩 -Heart-
□作品No.31〜35
2ページ/5ページ
NO.32
Mommy × Honey 改
甘く幼い 歪(イビツ)な体温に
揺られ包まれ 淵へと眠る
重ねた体に
波打つ赤い流れに
懐かしい殺意を覚えながら
36.7℃の愛しさは
体の奥で交錯して
過去の衝動 覚醒させる
体の下 眠るHoney
愛しい影を漂わせ
愛しのMommy
面影だけは暖かく
冷たい床の下 眠り続ける
愛しのHoney
Mommyにはなれず
冷たい床の下 眠り続ける
―――――――――――――――
幼い愛は互いを壊すだけ。
身代わりも互いを壊すだけ。