自虐詩 -Diatraction-

□作品No.11〜15
2ページ/5ページ




No.12

助ケテ下サイ…



蒸す夜に
星を数えて
目を閉じれば
瞼に幻影が映る

描いた夢は
余りにも幼く
私という存在は
脆く小さなモノに

助けてと
誰かに縋る
闇色の想いと
我儘に潰される

どれだけ
強がっても
脆く弱く儚く
醜く小さい私は
頼らなければ
生きられず
身勝手な
この想いは
貴方の精神を
やがては壊して

ただ貴方に
助けて欲しい
それだけだった



―――――――――――――――
我儘だから、傷付ける事しか出来ない。
御免なさい…。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ