悲哀詩 -Lament-

□作品No.16〜20
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NO.17

last sky



見上げたのは四角い空
手を伸ばせばホラ
どこまでも深く
霞んだ雲すら
小さな掌の中
両腕を伸ばせば
何処までも行けそうで
霞んだ夢は
掌をすり抜けたけど
深い空
近付くほどに深く
何処までも深く



―――――――――――――――
空は終わりではなくて
始まりの場所。
希望も絶望も、それぞれ
見方によって変わるから。
そういう意味を込めて「last」sky
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