恋愛詩 -Heart-
□作品No.56〜60
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NO.56
グラスに注いだ
愛の行方は
深紅のシャンパン
溢れるように
愛を注いで、惜しみなく
気紛れに色を変える
ワインのように
気紛れの愛を
唇の中に押し込んで
私の痕を刻みつけて
そしてそのまま
シャンパンの泡の如く
掻き消えるように
私の注いだ愛とともに
―――――――――――――――
危険な香りは好きです。
傷つくのが怖い女王様気質のヒトの
不器用な愛情表現。
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