自虐詩 -Diatraction-
□作品No.61〜65
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NO.61
月
夜
赤く染まったのは
満月のせい
疼く本能が
下弦の月光に狂う
私の中に血を求める
三日月形の傷は
増えるばかりで涙は枯れた
―――――――――――――――
精神病は古来月のせいにされてた、と云う事から。
狂わす月の満ち欠けと傷をかけて。
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