自虐詩 -Diatraction-
□作品No.46〜50
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NO.46
S to M
想い出に抉る傷
乾くことはない生傷
まだ流れる赤黒い血に
ナイフを突き立てて
深く深く抉り刺しても
感じない痛みに
頭に住み着いた僕が嗤う
昔からいる君は
涙を流して悲しむけど
それでも傷を癒しはしない
治らない傷だけが
僕と君を繋ぐものだから
深く抉るほどに
深く繋がることが出来るから
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「サディストからマゾヒストへ」
多重人格的イメージ。
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