自虐詩 -Diatraction-
□作品No.26〜30
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No.26
HARM
灰色の突き抜けた痛みに
僕の存在を知る
アルコールに溺れた刃は
いつかの夢に見た
喜劇舞台を演じている
窓のない部屋
月明かりの下
僕は独り膝を抱えて
それを見ている
傷だらけの惨めな舞台を…
―――――――――――――――
自分の心はあまりにも傷だらけで
どうする事も出来なかった。
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