悲哀詩 -Lament-

□作品No.16〜20
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NO.16

人生謳歌



邪魔な程に、感情。
悩む程に、理性。
悶える程に、愛。
傷付く程に、言葉。
畏れる程に、死。
溺れる程に溢れているのに
自由は無く
ただ束縛されて
 生きるしかなくて。



―――――――――――――――
溢れすぎた世界で、何が必要なのかも
解らないまま、何かに縛られて
生き続けるしかないなんて。
溢れたものの意味すら霞みそうで
生きる事が怖くなっていく。
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