01/13の日記

23:42
私がわかる?
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"ねぇ じぃじ
私の名前わかる?"


"雅子か?"

"違うよ。
それは じぃじの娘の名前"


"咲子か?"

"違うよ。
それも じぃじの娘の名前"


"咲子じゃないのか?"

"違うよ。
私はじぃじの孫だよ"


"咲子じゃないのか…"












………違うよ。

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23:09
私のじぃじ
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私のじぃじは
市議会議員をやっており
礼儀作法にうるさく
頑固で
お酒が好きで
怒ると凄く恐くて
ゲンコツが痛くて
それでも
私を可愛がってくれて
リモコン争いもしたし
お風呂も一緒に入ったし
何よりも
じぃじに"ちゃこちゃん"と
呼ばれることが
くすぐったく
嬉しかった。



だから




じぃじから
"ちゃこちゃん"とも
名前でも
呼ばれなくなったことが
寂しいです。



じぃじは
私が誰だか
わからないんだね…?


人の記憶は
新しいものから失われると
聞いたことがあります。
だからでしょうか?


だとしたら
一番じぃじに見てもらってない
この私が
一番最初に忘れられるんですね

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22:59
はじめに
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私は
普通の高校生です。
老いるということが
素直に受け取れなく
祖父母と触れ合う度に
泣きそうになる自分が
情けなく
幼く
不甲斐なく
感じて
現実を受け止める為に
このホームページを
つくろうと思いました。

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