リリカルなのは《短編》
□亡霊と罪の鎖。
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高人が管理局に入局して半年が経ったある日。
「高人♪」
ノックをせず高人の自室に入るのはヴィータ。
買い溜めた魔術教本を読んでいた高人は清くヴィータに笑顔を向けた。
「どうしたんです、ヴィータさん?」
「シグナムが鍛錬に付き合って欲しいだってよ。」
「そうですか。私も区切り良いとこですし、付き合いますよ?」
「やったぁー」
そう言ってはしゃぐヴィータを見ながら高人も微笑み、いつも皆がトレーニングに励む広場へと向かう。
短編小説
《亡霊と罪の鎖》
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