ほぼ日刊海豹新聞


◆笑顔のゲンキ 

キューン「毎度言ってる事だけど、キミ達には宇宙刑事としての自覚も、『変身術士』という特異能力者である事への責任感も足りない!」

烈「いいってそういうはおざなりでよ。あんま余計な口出ししたら表面炙ってユッケにして生ゴミと一緒に捨てんぞ?」

英士「中盤は適当にギャグとネタキャラ押しでごまかして、最後だけ無理矢理整合性つけて綺麗に終わらせる感じでいいだろ。それで泣けるって奴がわんさと出てくるぞ?」

大「うわぁ、何だか夏の終わり辺りで似たような事があったみたいだね英士。…キューン、僕が思うに、そんなのどうでもいいんじゃないかな。」

キューン「そんな性根が腐ったままだからダメなんだよキミ達は!…という訳で、今日は『変身術士』の先輩が遭遇した事件から、キミ達の良識と責任感を試させてもらうからね!」



 【問題】

とある『変身術士』の少女が好意を寄せる少年(完璧超人)には、刑事の父と幼い弟がいます。

ある時、少年の弟は友達に『僕のお父さんは(レスキューポリス的な特撮ヒーロー、しかも赤いリーダー)なんだ』とありもしない事を言ってしまい、それ以来嘘つきだといじめられています。少年の弟の名誉回復の為には、件のヒーローを連れてきて、父が着装…もとい、変身する様に見せかけるしかないと、『変身術士』に持ちかける少年。

しかし、この『変身術士』は実在する人物にしか変身できず、フィクション世界のヒーローにはなれません。ましてや、本物を連れてくるのは至難の業。

この場合、『変身術士』はどう対応すべきでしょうか?



大「一応メタルヒーロー擬きの僕達にそういう問題って、どういうつもり?答えはすぐ分かったからいいけど…」

キューン「他意は無いよ、一応ね。」

烈「ホントかよ…ってか、実在する人物にしかなれねぇって事は、つまりそういう事だよな?」

英士「ま、答えはもう出てるから一斉に言うよ。…せーの、」

英士・烈・大『…変身術で、演じてるスーツアクターにな

キューン「やめて!」

2013/06/17(Mon) 22:01

by 神谷美菜
 その後。

キューン「何考えてるのさ!?子供の夢をこっちから壊しに行く様な真似してどうするの!」

英士「偏見だ!高岩さんや永徳さんや次郎さんとかは一度スーツを装着すれば、変形分裂分身超加速を実現する程の身体能力を発揮して…」

キューン「あんなのCG合成だよ!」

大「アクターさん達なら実在するからOKでしょ!?ダメ?」


烈「それともアレか?変身前の役者になればまだ夢は壊れねぇってか、あ!?」

キューン「だからね…実在するしないの問題は割とどうでもよくて…ああ、もう!」


[コメント編集]

[コメント書込]

[戻る]
[TOPへ]
[カスタマイズ]



©フォレストページ