ほぼ日刊海豹新聞


◆Puella in somnio(ノーカット版) 

勇「兄さん?何で抱きついてきてるの!?」

智「…ぼく、この姿で何十年も生きて来たんだよ。何度も何度も同じ学年を繰り返して、それと同じだけ、勇が辛い目に遭うのを見てきた。どうすれば守れるのか、どうすれば運命を変えられるのか、その答えだけを探して、何度も高校二年生からやり直して…ごめんね、訳わからないよね、気持ち悪いよね。勇にとってのぼくは、4つ年上の兄弟でしかないもんね。だけどぼくは…ぼくにとっての勇は…
繰り返せば繰り返す程、勇とぼくが過ごした時間はずれていく。気持ちもずれて、言葉も通じなくなっていく。多分ぼくは、もうとっくに迷子になっちゃってたんだと思う。
『勇を守る』…それが俺の最初の気持ち、今となっては…たった一つだけ最後に残った、道しるべ。わからなくてもいい、何も伝わらなくてもいい…それでもどうか、頼む。俺に勇を守らせてくれ。」

トモ『わけがわからないよ。』

尊「(長台詞乙)ほむほむ、真の主人公は石動先輩だったのか。」

廣斗「…あれ?俺の『刻術』先輩に取られちゃうの?ともスピナーなの?」

勇「…兄さん、ごめんね。僕、魔法少女になる。」

智「勇…そんな…!」

尊「…あれ?このままだと、第一話で主人公が神になっちゃって退場しねえか?」





鯉芒霊『………(いつまで待ってりゃいいんだろうか)』

ユウユミル『ばぶー、だぁだぁ(ちょっとしたジョークのつもりだったんだけどなぁ)』

2013/05/28(Tue) 00:07  コメント(0)

◆Sis puella magica! 

 
 〜???(因果の夜)〜

トモ『…………』

勇「君は…誰?」

トモ『…命を捧げるだけでは、『ユミル』は本来の力を出す事は出来ないよ。』

勇「ユミルって…僕が乗ってたあの巨人の事?」

トモ『そう。土より生まれし子の心より生まれしまがねの巨人。あの『ユミル』は、まだ君の中から生まれたばかりだから、代わりにぼくが大事な事を伝えに来た。』

勇「………。」

トモ『君の『ユミル』は、こう言ってた…』



トモ『…ぼくと契約して、魔法少女になって欲しいんだ!』



勇「……へ、え!?」

トモ『…ってね。さあ、早く契約を!』

勇「え、えーっと…」

トモ『早く!君の願いがあれば、お兄さんを助けられるかも知れないんだよ?』

勇「魔法少女って…僕、一応男の子で…」

トモ『関係ないよ!早く、契約契約契約…(右ストレート)げるとぉ!?』

尊「はぁ、はぁ、はぁ……宇宙的邪悪は去った。」

勇「き、君誰!?」(この時点で、まだ勇は尊と知り合っていない)

トモ『(ムチャムチャ…きゅっぷい)無意味に潰されるのは困るんだよね。もったいないじゃないか。』

智「その必要は無い。そいつの言葉に…耳を貸すなぁぁぁ!!(ドロップキック)」

トモ『しゃろぉっ!?』

勇「に、兄さん!?無事だったの?」

智「…いいか勇、契約だけは、安直な契約だけはするな。」

尊「この話を、メインキャラがじわじわ死んでいく血だまりスケッチなハートフルボッコ一狩り行こうぜファンタジーにするつもりか!」

勇「え、あ、あの…」

尊「ダメだろ3話で先輩キャラが首チョンバされる様な展開は!(チラッ)」

拓真「そこで何故俺をちらちら見てんだ。」

勇「今度は誰!?」(勇はこの時点で拓真とは以下略)

智「…俺だって、本当の気持ちを伝えたい。だが、伝わる訳がない…俺は…違う時代を生きていたのだから…!」

2013/05/27(Mon) 23:54  コメント(0)

◆威圧なんて、あるわけない 

廣斗「…まあ、アレだよ。尊が空気読めないのは仕方ないとして。」

尊「悪かったな空気読めなくて、つうか空気読めなくねえよ。」

廣斗「尊のこれは…アレだよ、仮面ラ〇ダースーパー1に魔法が効かないのと同じだ。」

勇「仮面…どういう事?」

廣斗「ふふん、仮面ライ〇ースーパー1は純然たる科学の戦士だからな、科学と相対する魔法は通用する余地が無いのさ。」

拓真「赤心少林拳とかやっといて、何が純然たる科学だよ…って、俺はメタルヒーロー派だからよく知らないけど。」

廣斗「つまり、純然たる現実に生きる尊には、そういう演出めいた攻撃は通用しないのさ。時々通用するけどな。」

智「それこそご都合主義という物だな。」

尊「…お前達の中で、俺はどんだけご都合主義の怪物になってんだよ。」

2013/05/26(Sun) 22:52  コメント(0)

◆赤い衝撃、白い堕天使 

尊「今日、石動を呼んだのは他でもない!」

勇「え、何?」

尊「…これだ。とある筋から入手した、俺が石動達と合流する前の、石動兄弟の戦いっぷりを記録した映像だ。」

勇「えぇ!?いつの間に…な、何か照れちゃうなぁ…」

尊「照れる所じゃないだろここは。…で、問題の映像が…これだ。」



 〜再生中〜



勇「…あの時は本当、兄さん達が来てくれなかったらどうしようかと思ったよ。もう死んじゃうんじゃないか、って…。」

尊「いや、そういう事じゃなくってだな…」

勇「え?」

尊「…おかしいだろ!?何で『喝』一つで動けなくなってんだよ!ただ怒鳴っただけだろうがぁ!!一瞬ビビるだけならともかく…何ご都合演出に騙されてんだよ!」

勇「えぇぇぇぇぇ!?…だ、だってあの時は本当に、何というか、物凄い威圧感で…」

尊「一喝すりゃ皆黙って言うこと聞いてくれる…、そういうのはガキと一昔前の関白亭主の発想だ!」

勇「えぇぇぇ!?えっと…何と言うか、ね?歴戦の戦士の風格って言うかね、僕達なんて(本編終了時点で)丸一年しかユミルに乗ってない訳だし、違いは出てくるよ…」

尊「にしてもおかしいだろ?そんなの聞き流してやりゃ良かったんだ。ばかなの?しぬの?テラードーパントなの?(棒読み)」

勇「えっと…」

尊「あれか?優しい石動は、思春期特有の病をこじらせた人のイタい発言に、皆で親切に付き合ってあげてたって訳か?…まぁ両親揃ってそういう病気と闘ってたらしいし、自然に体が動いたのかもな。」

勇「…新橋君は、それ見てて平気なの?」

尊「うん。」

勇「…ウゾダドンドコドーン(嘘だ、そんな事)!!」

尊「おわっ、石動がオンドゥル語を!?」

廣斗「(ブルブル)…ま、まぁ尊がど、鈍感なだけなんだよな…」

智「(ギシギシアンアン)ああ…全くだ、見ろ、ゆ、勇が今にも泣きそうだ…」

茜音「(ガクガク)…さ、さすがに『治癒術』は、せ、精神には効かないのよね…」

拓真「(ゾワゾワ)…羨ましい限りだぜ、ま、全くよ…」

美樹「(ビクビク)ど、…どうして新橋君は、平気なの、かしら…」

春彦「(そんなに効いてない。でも貧乏揺すり)…尊は、昔から変な所で空気読まないからね。」

尊「お前達どこから湧いて来た!?そして揃って震えてんじゃねえ!しかも、石動先輩だけ震え方がおかしいですよ!!」

2013/05/26(Sun) 22:51  コメント(0)

◆魔法少年えいじ☆マギカ 

キューンベェ「/ノ(・-ー・)ヽ\ボクと契約して、宇宙刑事になってよ」

英士「断固断る。」

烈「そうやって騙くらかして、俺達をラジコン人間か何かにする気だろうが!」

大「僕も遠慮しておくよ。…何となく青いキャラは敵になりそうだし。」

英士「ところで、その下手な顔文字は何だ?」

キューン「/ノ(・-ー・)ヽ\これ?神谷が作ったボクのイメージらしいけど。」

英士「そうか。…じゃ、この黄緑はのしておくか。」

烈「覚悟しやがれこの孵卵器野郎が!」

大「烈?なんでそんなに元ネタに詳しいの…それはともかく、キューン(べェ)、しねばいいのに(新潟弁で、『やらなければ良かったのに』の意)。」

キューン「/ノ(・-ー・)ヽ\無駄無駄、ボクは何度でも肉体を乗り換えて再生する設定で…ってちょっと、その、どう見ても拷問器具みたいなのとか、錆びた刀剣類は一体…?」

英士「何、心配するな。殺しはしないから。」

大「ちょーっと、僕達のお話を聞いてもらうだけだから、ね?」

烈「とことん痛ぶりながらだけどな。安心しろ、手加減はする。その方が苦痛がデカイからな。」

キューン「え、ちょっと待って、ね、何その大きなくるみわり人形………ウボァ―――!!」

2013/05/25(Sat) 16:40  コメント(0)

◆想いの行方 

アリ「…で、何故これを買って来たんだ?」

(某仮面さんWの食玩)

キリギリス「だ…だって、イ〇ンのワゴンで哀しそうにきゅーん、きゅーんって泣いてたんだもん…しかも値下げしてたからついうっかり。」

アリ「…フィリップフィギュアが付いてるコレだけだったのか?」

キリ「うん。…多分、もう肉体も滅んじゃって、帰る場所が無くなったからこんな事に…」

アリ「いやいや。」



キリ「…きっと見つめています、愛する世界を、その中のあなたを…か。」

アリ「…自信は無いな。もしお前に先立たれても、変わらず戦線に立てるか…なんて。」

キリ「俺達の場合お仕事だから、立てなきゃ問題なんだけどな。」

アリ「そうだな。…私も不調だな、お前の存在が大半を占めて、思考に異常をきたしている様だ。」

キリ「俺はそっちの方が好きだけどな。」

アリ「…全く、消滅しても些細なきっかけから取り戻しに行く位の奇跡は来週で起きないものか…」

キリ「冬の映画とかどうするんだ、って話だよなぁ、アントちゃん。」

2013/05/24(Fri) 23:50  コメント(0)

◆ショウタロウコンプレックス 

キリギリス「ユートピアメモリかぁ…」

アリ「お前の事だ、どうせ『ゴムパッチン』で『よろしくね』とか言うつもりだろう。」

キリ「いやいや、そのネタはもう出つくしてるし、若いコ達には分かんないだろうから、もっと斬新な切口で。」

アリ「…と、言うと?」

キリ「例えばさ、どれだけ外道な展開で、あまりにも酷いオチでもこれが流れると、いい話だったなぁー…って思える、分かりやすい歌詞の挿入歌とか。」



♪ひだりとらいとの歌

※元ネタ

替え歌詞:神谷美菜

(一番)
夕焼けが赤い アクセルも赤い
ひだりと らいとの かげぼうし
月曜日(あした)も楽しい 事がありそだ
地球は ぼくらの ユートピア

(二番)
地球(ほし)に輝く 記憶の果てに
ひだりと らいとの 夢を見る
月曜日(あした)もうれしい 事がありそだ
地球は ぼくらの ユートピア

(三番)
風が吹き抜ける 風都の街を
ひだりと らいとが 駆けてくる
月曜日(あした)も素敵な 事がありそだ
地球は ぼくらの ユートピア



キリ「…どうよ!?」

アリ「どう、と言われてもな…何と言うか、話の〆に少年合唱団に歌わせたら、どれだけ無茶苦茶な話で、作画崩壊が酷くても、キ〇〇〇じみてても許せてしまう様な気にもなる…」



ワスプ「シャマル博士、お許し下さい」
アゲハ「落とす以外の解決策を考えるべきだと思うけれど…」

チエリ「その他一切のことは分かりまセン!」

健太「先生が自信持ってそういう事言うなよ…」

勇「悪い人間は殺してやる!兄さんは悪い人間だ!」
智「ハァハァ、サツデレな勇も可愛いよぉうハァハァ」
尊(悪い人間枢マ態っつー事なのかなー…と。)

2013/05/23(Thu) 23:18  コメント(0)

◆ブルーレイディスクの略称はBD?BL? 


キリギリス「翔太郎が遂に恐怖に囚われて戦えなくなった理由…実は、本編でやってないでっかい理由があると俺様は思うワケ。」

アリ「…この間の話でやった以上に、何の理由があると言うんだ?」

キリ「実は、この間の話の直前に…あのムスカっぽいのにドライブに誘われた果てに犯されてた!のがトドメになった、とか。」

アリ「何故そんな話になる!?…仮にも子供向け番組だろうが。」

キリ「だから、本編でやらなかったの!…ベッドの上で、久々の食事当番任されて、冷蔵庫にシャケとアスパラと卵が残ってたから云々かんぬん…ってとりとめの無い独り言を延々と繰り返す、と。」

アリ「まさか……」

キリ「この食材がな、実は犯されてますーって、かなりヒワイな暗喩になってるワケ。」

アリ「…お前……また、例のウテナネタを引っ張って来たのか?」

キリ「でもさ、犯されてるっても、子供向け番組だから、入れてませーん舐めただけーってね。それでも戦意を喪失させる仕掛けには十分だったんだよ!」

アリ「…な、なんだってー(棒読み)」

キリ「んで、最終回一話前のラストシーンでフィリップに後ろから脇腹刺されたり、」

アリ「…最終回は石棺に全裸で引き籠ったフィリップを満身創痍の翔太郎が救い出しに行く…か。お前のトンデモ予想が読める様になった自分の思考をいい加減疑いたくなって来たな。」

キリ「それで、冬の劇場版はパラレル設定で、竜が翔太郎の実兄?で子供の頃に既に死んでるのにまだ存在してたり、胸にでっかい穴の空いたロンゲのフィ」

アリ「もういいから。」

2013/05/22(Wed) 23:46  コメント(0)

◆甘くて白くとろけるそれをかき回して 

勇「…兄さん、今日はこんな所でするの?」

智「構わないだろう?どうせ放課後にここへ入って来る者は居ない。…さぁ、それを脱いでこれに着替えるんだ。」

勇「こんなっ…ヒラヒラでピンクの…恥ずかしいよ…僕、男の子なのに…」

智「だから良いんじゃないか。…さぁ、早く着替えて兄さんに見せてくれないか?」

勇「うん……………これで、いいの?」

智「ああ…可愛いぞ、勇。」



勇「…これ、すごく硬くて大きいよ?これをどうするの?」

智「それを持って、休まず兄さんの中で動かすんだ。」

勇「ええっ!?…僕下手だし、それに…腕が疲れちゃうよ…」

智「途中で手を休めたらお仕置きだからな。勇の小さなそれの中にもっと強力なモノを挿れカキ回してやろう。」

勇「えっ!そ、そんな…」



勇「はぁ…はぁ…もう腕が動かないよぉ…」

智「随分と早く手を止めたな。…では、我慢の利かない勇にはお仕置きだな。」

勇「ちょ…ちょっと、兄さんやめて…な、何その大きくて動いてるの…」

智「電動式だからな。アレとは段違いだ。…さぁ、勇の中にコレをぶち込んでやろう。」

勇「ひっ!…や、やめて…そんな大きいの入らない…」

智「小さいとは言え、簡単に入るじゃないか。(カチッ、ブイイイイン)」

勇「だ、ダメぇ!そんなにナカで激しくカキ回しちゃダメだってばぁ!」

智「嫌がっている割には、まんざらでは無い表情だが?」

勇「あぁっ!ナカで…ナカで擦れて…ひぐぅ!ダメっ、これ以上動かしたら、壊れちゃ、あぁぁぁっ!」

智「ふふ…もうこんなに固くなって勃っているじゃないか。」

勇「はぁ…はぁ…兄さんの…意地悪…」

智「ほら、自分で見てみろ、もう白い物で一杯じゃないか。道具だけでここまでイってしまうとは…淫乱だな、勇は。」

勇「ちがっ…そんなんじゃ…」

智「自分の指で掬って味わってみたらどうだ?勇があんなに欲しがっていたモノじゃないか。」

くぷっ、れるれる…

勇「美味しい…すっごく…」

智「…ほら、顔や服にまで白いのが飛び散っているぞ?」フキフキ

勇「あ…ありがと、兄さん。」



智「さて、後は生地が焼けたらこのクリームで飾り付けだな。」

勇「そうだね。…あ、あのさ兄さん?スポンジ生地ならあんなにかき混ぜなくて良かったんじゃない?後、僕のピンクのエプロンとか。」

智「まあ…あれだな。雰囲気の問題だ。」
 

2013/05/21(Tue) 23:10  コメント(0)

◆ショウタロウコンプレックスの時代 

キリギリス「今やってる仮面ライダーのオチはさぁ…

@ショウタロウがフィリップを救おうとした結果、敵の本拠地に一人取り残され諸ともに消滅、街の誰からも忘れられる。しかしフィリップは全てを捨ててショウタロウを探しに街の外へ旅立つTV版ウテナ風END

A@と同じ展開だが、フィリップが半熟卵キャラに転向し、ショウタロウの遺した帽子を被り旅立つちゃお版ウテナ風END

B人生色々あってハードボイルダー(バイク)に変形したショウタロウにフィリップが跨り、壮絶な首都高バトルの果てに二人全裸で風都の外の荒廃した世界へ旅立つ劇場版ウテナ風END

…の、どれかだと思うんだよ!」

アリ「お前の最終回予想とやらは、…その、ウテナ一択なのか?」

2013/05/20(Mon) 22:24  コメント(0)

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