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□ビルヂングブラジル〜大月ゼミナール謹製・基礎力錬成ワーク〜
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 『術士』

 『術士(じゅつし)』とは、現在人類が生活する土の巨人が出現した以降生まれる様になった、いわゆる『魔法使い』や『超能力者』の総称。

 『音術士』のような例外を除き、素質のある子供は13〜15歳頃に自らの『術』に覚醒することがある。

 その力は、23歳頃を境に低下し、最終的には消失するが、『変身術』等は生涯持ち続けることがある。

 また、いわゆる『中二病』の成人も、『術』を使い続けることができる。



 『術』の悪用、また、
 『生命創造』
 『死者蘇生』
 『催眠術以外による精神操作』
 の三つの禁忌を犯した者は、『外道(げどう)』と呼ばれ、昨今、三種以上の『術』を使う『術士』…『神士(しんし)』による『外道』取締りを行う機関『神士録(しんしろく)』(指導者:テイオー・ブリスベン)が結成されている。
 
 
 
 ―『術士』と普通の人間の見分け方

 『術士』の出現以来、その特徴や性質について様々な研究・検証が行われてきたが、とにかく個人差や地域差が激しいので共通点がほとんど見つかっていないのが現状。

 以下に挙げた『術士』に表れる特徴的な傾向も、信憑性は比較的高いがあくまで噂話や都市伝説、トンデモの域を出ていないので、参考にする際は心理テストや性格診断程度のつもりで読んで欲しい。



・ボケ体質である
 天然・養殖問わず『術士』はボケに回る事を好む。

・内向的で、対人関係を築くのが苦手
 『術士』の素質の大小は感情の動きの大きさに影響されるという。内気な子供ほどフラストレーションを溜め込みやすく、それが感情の爆発として発散された時に生まれる魔力は計り知れない…はず。

・自分は特別な存在だと強く思い込んでいる
 いわゆる『中二病』の症状の一つだが、『術』の精密さを左右するという、想像力の高さとイメージの自己反映が巧い事の表れでもある。
 また、この手の性格の持ち主には実は自分に自信の無い者が多く、前述の様に感情を内に押し込めてしまうタイプは大きな魔力を発揮しやすい事もあり、精度・出力双方に優れた『術士』の条件とも言われたり言われなかったり。

・オタク傾向がある
 一つの物事に集中できる事は『術士』にとってイメージを『術』として結ぶ…想像通りに『術』を操る事に長けているという事。
 また、周囲の流行に流されない強い意思は魔力の制御と魔術的な防御を強めるという………けど、最近のオタクって結構流行に流されまくってる気がしなくもない。
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