おもいつき
その場その場の
思いつき。
(他ジャンル有り升)
◆あべれーじ(刈安)
気持ちいかがわしい他ジャンル文です。
ご注意下さい。
―――
「あ、ぁ…刈谷ぁ……」
「きもち、い?安部クン…」
「刈谷、かりやぁ…!気持ち、い、いっ」
ああ、俺ん中が刈谷でいっぱいになる。すげぇ、気持ちいい。
この瞬間だけは、俺はお前のことしか考えらんなくなるんだ。
頭も体も、お前でいっぱい。すげぇ、気持ちいい。
気持ち、いいんだけどさ。何でだろうなぁ刈谷。
すごく、寂しいんだよ。
俺もお前も、お互い相手のことが大好きで。相手のことが大切で。
ああ、それなのに、なぜなんだろうな。
なんでこんなに、寂しくなるんだろうな。
お前は泉さんが大事で。のんちゃんのことも大切に思ってて。
俺は俺で、奥さんも子どもも、すごく大切なんだよ。裏切れる訳、ないんだよ。
それをお前は知ってるし、お前が泉さんたちを裏切れないことも、俺は知ってる。
(この行為は充分過ぎるくらいの裏切りなのかもしれないけれど)
なぁ、どうしようか刈谷。
すごく気持ちいいんだけどさ。
すごく、孤独なんだ。
たすけてくれよ、刈谷。
「も…イ、くっ!」
「かわいいね、イッて良いよ―――れいじ」
「あ、あぁっ…!」
寂しいんだよ、刈谷。たすけてくれよ。
―――
ぶはぁ!
みたいな刈安が読みたいです。
こんな所で吐き出してすいませんでした。
2009/08/23(Sun) 00:13
◆それぞれの休日(妹太)
「川に遊びに行きたい」
「なんですか唐突に」
「唐突じゃない、ずっと思ってた」
「心の声までは拾えませんよ、僕」
「えーひどい。妹子ならそれくらいしろ」
「あんたは僕を何だと……」
「私の心の叫びくらい感じ取れなくてどうする!」
「無茶言うな!いくら僕が才色兼備だとしても、言葉にしてもらわないと伝わりません」
「……お前いつから才色兼備になった」
「……」
「才色兼備の妹子ちゃーん」
「……」
「あぼっ!暴力反対!」
「そこだけ拾うな!」
「えぇ〜、突っ込んでほしいのかと思ったのに……まさかの本気!?」
「……」
「才色兼備、本気!?」
「……」
「いぼっ!暴力反対だつってんのに!」
「……で、何の話してたんでしたっけ?」
「……さぁ。……才色兼備の話?」
「もういいっつの!」
「うぼっ!暴力反対!」
―――
妹太の場合は会話がどんどん脱線する。
妹子もいちいち太子のセリフを拾ってあげるから、なおさら脱線する。(ツッコミ体質な妹子)
でも、お互いそれを苦に思わない。
二人で仲良く脱線していく。
2009/08/08(Sat) 16:01
◆それぞれの休日(魚太)
「暑い……」
「暑いねぇ」
「なんか涼しくなるようなこと、ないかなぁ」
「うーん、何かあるかなぁ」
「あっ!竹中さん、海行きたくない?」
「あー、いいねぇ」
「良いよね!行こうよ、海!」
「でも私、淡水魚だから」
「……」
「……?」
「……」
「あ、太子、かき氷食べたくない?」
「おっ、食べたい食べたい!」
「あはは、私も」
「…………」
「……ん、どうかした?」
「……竹中さんってさぁ…」
「うん?」
「……何でもない」
―――
理解しあえているようで全然噛み合わない魚太。
竹中さんは悪気はまったくないんだけど、時々ひどい。
悪気がない分、余計にひどい。
2009/08/08(Sat) 16:00
◆それぞれの休日(馬太)
「暑い…」
「……」
「あー…っつい!」
「……」
「あつーいよー。うーまこさーん」
「五月蝿い」
「だって暑い……」
「喋ると余計に体温が上がるぞ」
「……じゃあ、いい加減離れて下さいよ」
「気にするな」
「えームリ!ただでさえ暑いのに、こうもベタベタされると…」
「気にするな」
「……あつーい」
「気にするな」
「……気になる」
「心頭滅却」
「嫌でも気になる…」
「大丈夫だ」
「いや、大丈夫じゃないです、暑いです」
「五月蝿い」
「…………」
―――
特に何もしないけど、一緒にひたすらだらだらする馬太。
馬子さんは普段は淡白だけど、ごくたまにべったり甘える。
無表情で無愛想だけど、だらだらした時間の中のボディタッチに安心感を覚えてる。
(…と可愛いなっていう、馬子贔屓の妄想)
2009/08/08(Sat) 15:59
◆鬼閻
「ひっ、あぁ!やめ、やめて、やだよ鬼男く、や、だ、い、やだぁ……!」
暴れる両手をシーツに押し付けて、膝で無理やり大王の足を開かせる。
なおいっそう暴れようとする身体を体重をかけて押さえ込み、割って入った膝で大王の股間を押し潰すように刺激する。
「いっ……!」
痛みで一瞬強張った身体から、徐々に力が抜けていく。
まるで抵抗することを諦めたかのように弛緩した大王の両手首から手を離し、その手を、先ほど痛めつけた足の間に伸ばす。
「あ、あ、あ……やだ、鬼男く、やだよ……」
形を確かめるように上から下へ、今度は優しく手を動かしてやると、もどかしい快感に身を捩りながらも、大王の口からこぼれるのは拒絶の言葉。
解放された両手で顔を覆って、大王は喘ぎながら嫌だ嫌だと首をふる。
嫌がっているくせに感じている。
感じているくせに受け入れようとしない。
ああ、それがひどく扇状的、だけどーー
「……大王」
「ん……なに?」
「毎回合意の上で致してるんですから、あんまりイヤイヤ言わないで下さいよ……結構ヘコむ……」
「え〜だって、強姦されてるみたいで雰囲気でるじゃん」
「いったい何の雰囲気を出す必要が……」
「イヤー!って言うと、俺は興奮するんだけど」
「俺は強姦する趣味はないんですけど」
「えぇ、じゃあどうしたらいいのさ」
「俺は『イイ』って言ってくれる方がキますけどね」
「う、うん。……鬼男くん、結構恥ずかしいこと言うね」
「そうですか?」
「でも、実はさ、俺が言って一番気持ちイイのは、君の名前、なんだよねぇ」
「……そうですか」
「あ、おっきくなった」
「…………」
(こいつ、全部計算だからタチが悪い!)
(俺の計算に分かりやすく引っかかってくれる、君が好きだな)
―――
私は鬼閻でも閻鬼でもいけるくち。
2009/05/21(Thu) 22:37
◆ばれんいもたいん
「今日は2月15日。そして私は昨日、抱えきれないほどのチョコを貰ったイケメン摂政、聖徳太子だ」
「嘘をつくな嘘を!摂政なのに義理チョコですらひとつも貰えなかったでしょうが!
ちなみに僕は5つほど頂きました」
「ちくしょ〜…嫌な奴だなお前!
やっぱアレかなぁ、私が摂政だから世の女性陣はエンリョしちゃうのかな。クソーこんなことなら私も妹子くらいのほどほどの地位だったらよかった!」
「チョコ貰えないのは地位の問題じゃなくて、太子の根本的な部分に起因していると思います」
「え、なに?私がイケメンすぎるから?」
「…………」
「む、無言はやめろ!せめてつっこんで!」
「……はぁ。いい加減ウザいんで、この会話終わらせるためにコレ、あげますよ」
「えっ!これって……チョコレート!?」
「たっ太子が可哀想だから仕方なく、ですよ!(ポッ)」
「妹子……!(ポッ)」
*****
「っていう夢を見たんだ。だからチョコくれ、妹子」
「勝手に気持ち悪い夢を見るな!
だいたい……バレンタイン云々なら、太子が僕にくれるべきじゃないですか?普段女役なんだから」
「おおお女役っておまっ!恥ずかしいこと言うな!」
「なに今さら照れてるんですか。
……で?結局昨日はチョコ、貰えなかったんですね?」
「う、うん……」
「僕、太子のキモチワルイ夢みたいに頬を染めたりはしませんけど。ほら、ちゃんと用意してますよ、チョコレート」
「い、妹子ぉ…!」
*****
「っていう夢を見たんだ。だからチョコくれ、妹子」
「嫌ですよ!」
ーーー
エンドレス。
2009/02/15(Sun) 21:57
◆そばれんたいん
「ほら芭蕉さん、バレンタインデーのチョコレートですよ」
「えっ!うそ、曽良くんがチョコを…!
いいの!?」
「あげます」
「う、うわーい!本当だ、ちゃんとしたチョコだ!どっきりとか嫌がらせとかじゃないんだね!」
「芭蕉さんの僕に対する評価は、そんなもんですか」
「ご、ごめん。でも君からのチョコ、すっごく嬉しいよ。
……あれ?でも今日って15日、だよね?」
「今日買うと半額なんですよね」
「そ、そっか……」
ーーー
私がバレンタインに乗り遅れたので15日。
2009/02/15(Sun) 16:51
◆閻魔と鬼男
トランクからお気に入りのセーラーを取り出して、シワにならないよう丁寧に床に広げて、その隣に寝転んでいたら鬼男くんに蹴り飛ばされた。
ーーー
「まったく!どこまで変態なんだよお前は!」
「だってさぁ、セーラー服の横に寝そべると、まるで女子高生の隣に「だぁぁ!キモイ!キモいからそれ以上言うな!」
「鬼男くん、爪!爪刺さってる!」
「はぁ……。
だいたい何であんた、そんなにセーラー服にこだわるんですか」
「え、鬼男くんはブレザー派?このムッツリスケベ。
ーーーあああすいませんすいません、冗談だから爪刺さんといて!アイター!」
「変態大王イカ!脳天串刺しにしたまま天日干しにすっぞ!」
「ごめんて。冗談だってば。スルメになっちゃうから止めてください」
「スルメにするならまずは中身抜かないと」
「いやぁぁあ!部下がなんか変なとこだけ積極的!」
「冗談ですよ」
「冗談であってもらわないと困るよ……イテテ」
「とにかく。僕は大王の変態趣味だけは、本っ当に許し難いんです!」
「えぇ〜……仕方ないなぁ、そんなに言うなら話そうか?オレがセーラー服にこだわるようになった理由」
「ちゃんとした理由なんかあるんですか」
「あれは鬼男くんがまだ赤ん坊だった時のことだよ……
鬼男くんは本当に手のかかる赤ん坊でさ、いったん泣き出したらもう、ちょっとやそっとでは泣き止まないの。まさに、火がついたような泣きっぷりでねぇ」
「はぁ……」
「泣き止まない赤ん坊を抱えて、オレは育児ノイローゼ寸前だった……そんな時だね、セーラー服と出会ったのは。
あんなに泣き止まなかった鬼男くんが、セーラー服を見せるとあら不思議、ピタリと泣き止み……」
「ちょっと待て!!」
「ん?」
「よく考えたら僕、赤ん坊の時にはあんたに会ってねぇよ!」
「テヘ、ばれちったぁ?
ねぇねぇ、『セーラー服ときかん坊』と『セーラー服と赤ん坊』、どっちが良いと思う?」
「それはその嘘のタイトルか、変態大王イカぁぁぁ!!」
「ギャー!!」
ーーー
なんかエロビデオのタイトルっぽい。
2009/02/04(Wed) 09:38
◆風邪っぴきシリーズB(妹太)
「たいしー、お薬飲んで下さい」
「うげっ!私は飴ちゃん並に甘い薬しか飲まないからな!」
「……そう言うと思って、太子が少しでも飲みやすくなる方法を考えてきました」
「おっ、芋にしては気がきくな!
で?どんな方法?」
「みっつあるんで好きなの選んで下さいね。
@こな薬を水に溶かして口移し。
飲みやすくするために、ちゃんと甘い薬も混ぜてあげますからね。まぁ…興奮してちょっぴり熱が上がってしまうかもしれませんが、一時的なものなので安心して下さい。体に害はありません。
A錠剤を唾液だけで飲み下す。
あ、ちょっとハードル高そうですけど、口移しで無理やり飲み込ませてあげますから大丈夫ですよ。
B座薬!
……どれにします?」
「こんな小野妹子はいやだぁぁあ!」
ーーー
ちなみにお芋は3番大プッシュ。
2009/01/18(Sun) 23:56
◆風邪っぴきシリーズA(妹太)
「具合はどうですか太子。不本意ながらお見舞に来ましたよ」
「不本意ってお前…。
でもありがとな、こういう時って人の優しさが身に染みるよ…あ、人じゃなくて芋か…うふふ…お花畑で里芋がチョウチョに追いかけられてるのが見えるぅ…」
「なに変な幻覚見てるんですか!
ところで……風邪+看病、ときたら…アレですよね!もうお約束ですよねぇ!」
「な、何かお前、嬉々としてない?」
「だからほら、お約束じゃないですかぁ、お見舞いえっ「ギャー!ももももう治った!摂政復活!ピンピン!」
「僕は違うところがビンビ「帰って下さい!」
ーーー
変態という名の妹子だよ。
2009/01/18(Sun) 23:52
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