11/01の日記

22:18
Go☆BuSaTa!
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11月ですかー!(そうです11月です)
2010年も残すところ2か月になりましたね。

さて、Go☆ぶさたしております。
10月末は閉会間近の瀬/戸/内/国/際/芸/術/祭に、あわてて駆け込んできました。

こんな感じです。


10月26日(火)

有給休暇を取ったので、O木島経由でTe島に行く。
混雑すると噂に聞いていたので、朝から頑張る。
仕事の日よりも早起き!

O木島からのフェリーの時間に余裕があったので、OGi島も少しぶらぶら。
O木島には、ボランティアスタッフとして制作をお手伝いした作品があるので、ほとんど手伝ってないくせに「これが…ふうむ!」といっちょまえに悦に入ってみたりする。

Te島では、がんばって歩いて、最近オープンした美術館以外の全作品を制覇。
美術館は芸術祭の会期が終わっても年内はパスポートで入れるようなので、わざわざ混雑してるときに行かなくてもいーかなという考え。
ナイス機転である。
しかし、みなさんきっと同じ考えであろう。
そして、もっかいTe島に行かなくてはならないから交通費もかかるのだが、その辺は考慮してなかった。
しょせんは浅知恵。
でも、結果として美術館以外をぐるっと回っただけでも一日がかりだったので、美術館は今度ゆっくり見に来る選択肢で正解だったかも。

ご存じ(かどうかは存じませんが)、瀬戸芸といえば現代アートの祭典です。
私はどちらかというと現代アートには懐疑的なひねくれ者なのですが、こう…島に渡って、島内に点在する作品を探しながら巡る、という今回のスタイルはとても良かったと思います。
船に乗って島に行く、というだけで、非日常的な特別な雰囲気も味わえますし、加えてのんびりとした島時間、聞こえてくる波の音、山あり海ありの絶景、地元の人の優しさなんかも手伝って、アート作品よりも「島」そのものの魅力が大きく好ポイントです。
歩くのがつらい人や利便性を重視する方には不便と感じる面もあったでしょうけども。

前に別の島に行った時は同行者がいたのですが、暑い最中でしたし同行者がよりにもよってヒールの靴なんか履いてきたものですから、気疲れしてしまってあまり島を巡れませんでした。
今回はひとりで好きなだけぶらぶらできたし、疲れたら好きに休むこともできたので楽ちんでした。
話し相手がいないのは寂しいけどね!
そんなわけで、携帯についてる機能によると、本日の歩数は…
22,246歩!
まさかのF1観戦時ごえ。
帰りは充電が切れてたから、実際にはもう少し歩いてたかもしれない。

余談ですが、今回、東京からのお客様がけっこう多いようだったので、私も東京人ぶってやろうと試みました。
が、値段を聞くときに「なんぼですか」と言ってしまって、うっかりあっさりバレました。
標準語なんて喋れねーよ。
結局、東京から来たというおねいさんよりも、同郷のおっちゃんと意気投合してしまった。



10月28日(木)

午前中は仕事だったのですが、午後からまたもや芸術祭へ。
閉会間際になって慌てすぎだね…もっと余裕を持って巡ってたら全島制覇も夢じゃなかったのにね…
計画性と行動力がなくていけません。

職場を出た時点ですでに13時すぎだったので、今日はさくっと巡れるO木島に再チャレンジ。
OGi島は小さい島なのでぐるっと歩いても半日で巡れます。
しかし、小さいからと侮るなかれ。
私はこの島が一番好きかもしれない。
港付近に密集する古い民家とか、石垣の細い路地を入って行くときのわくわく感とか、小高い山の上にある神社から見下ろしたときの民家の瓦屋根やら漁港やらが見えるのとか、とにかく島の雰囲気が好きです。
どの島もそれぞれ良いんだけど、観光地化されていない、O木島の日常の風景が大好き。

先日見れていなかった作品をゆっくり巡っても、3時間弱で十分堪能できた。
ひとつ会期中に火災で焼失してしまった作品があるので、それは見られませんでした。火災で亡くなられた島民の方のご冥福を祈ります。

O木島の作品で、セトモノで作ったすごく繊細な花を民家の一室に展示してある作品があるのですが、私はそれが一番お気に入りです。
すごくきれい。
花びらの中には一つひとつ海の風景が描き込まれていて、その民家の一室の窓からは実際の海が見えるという寸法。
ずーっと見ていられそうな作品なのですが、狭くて長居できないのが残念。
あの部屋、うちにほしい。

本日の歩数…
8,713歩。
数時間だったうえに小さい島でしたからね、こんなもんか。



10月30日(土)

まさかの週3で芸術祭。
ていうかラストウィークに駆け込みすぎです。
台風がくるどー!と叫ばれるなか、それでも今日を逃したら日がないから!と強行しました。

今日はこまめじまと書いてSYOうDO島。
SHOW豆島はO木島とは一転、でっかい島なので、島内にはコンビニもあるしスーパーもあるし観光地でもあります。
個人的にも仕事でも何度か来たことのある島なので、島に行く非日常性、みたいなのはあんまり感じない。

小Do島はでっかいので、バス移動必至。
先日のTe島は芸術祭用の無料バスがあったけれど、ここは有料しかないのでバスのフリーパスを購入。
実はこのフリーパス、お得どころか場合によっては損することも十分にあり得る金額だという情報は入手していたのですが、もうめんどくさいから買っちゃった。

で、早速バスに苦しめられる羽目に。

アート作品は一か所に固まって展示されているのではなく、島内に点在していますから、バス移動して降りて鑑賞してまたバス移動、ということが必要なのですけれども、この島、バスが1時間に1本程度しかないのです。
島内の人は大抵自家用車持ってますし、芸術祭もこの島は車乗り入れオッケーなんですけど、車をフェリーに乗せたら高いんです!貧乏人にはバスが必要なんです!
と心の中で叫んでみても、バスの本数が増えるわけでもなく。

仕方がないので、わざわざSHOW豆島まで来て、auショップで携帯のプラン変更してみたり喫茶店で読書してみたり、と、ふだんと大して変わらないことをしてバスの待ち時間を潰しました。
なにやってんだか。

この島の展示作品としては、やっぱり目玉でもある、竹で作ったでっかい家が良かったです。
雨のせいで濡れてましたが、気にせず靴を脱いで寝ころがってしばらくぼーっとしました。
竹はひんやりしていて気持ちい…さ、寒い!
寒いし冷たいのでほどほどで退散。
でも、竹の中は居心地が良かった。

わらアートのマンモスくんは、先の強風でお倒れになっておりました。
知ってたけど笑った。
バスのボランティアガイドさんが「マンモス以外の2作品は健在です」って言ったのにも笑った。
マンモスくんは、噂に違わぬぐったり具合でございました。

さて、帰路。
事件発生。
例によってバスの待ち時間が相当なものだったので、えーい港まで歩いたれ!と思ってたら迷いました。
何度も来たことある島だし、他の島に比べて都会だから人も車も通ってるし大丈夫だろ、と思ってたら迷いました。
ひー!
なんか風景は見覚えあるんだけど、港どころか山に入っていきそうな雰囲気がしてきたので、近くのスーパーから出てきた地元民と思わしき女性にSOS。
そしたら、港までは歩いたら結構ありますよって言って、なんと車で送ってくれました!
あ、ありがたい!
優しさが沁みます。ぺっこぺこに頭を下げまくって何度もお礼を言って、港で別れました。
ありがとうございました。

本日の歩数…
19,195歩。
わりと歩いた。



そんなわけで、最後の一週間に駆け込んだ感の否めない芸術祭でしたが、それなりにというかかなり楽しみました!
芸術祭の一番の目玉はNAO島だったのでしょうが、混んでいるに決まっているので断念。
ま、行ったことあるしね。

わんわん島に行けなかったのが心残りですが、まあわんわん島の作品は会期が終わっても残っている作品ばかりですので、見たけりゃ金払えば良いのですよね…金さえ払えば、ね。

楽しかったです。
  

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