『poison』



“好き”という感情は過激になると“憎しみ”に変わると言う。



「何をしたの?」
動かない身体を腕で支えながら頭上で見下している彼を睨み付ける。


何を考えているのか全くわからない目。


“恐怖”を感じる。


「ちょっと面白いものをみつけてね……キラにどうかと思ったんだ!」
ポケットから取り出した小瓶を眺めてすっと視線を戻す。
「気に入ってくれた?」
‘チャプン’と小瓶の中の液体が波打ち小さく音を立てる。
「わざわざそんなことしなくても僕は……」


君のモノなのに……


「だから欲しくなったんだ…」

独り言のように呟かれた。
言葉の真の意味を理解しキラの瞳が大きく開かれた。
「キラは必ず俺のモノだと言ってくれる。だからキラを壊したい!」


意味の理解できない言葉。

普通なら彼が可笑しくなったと思うものが殆どだろう。
しかし、キラには彼が可笑しくなったようには見えなかった。

ただ

愛を感じた。


「俺が怖いキラ?大丈夫だよ……」

優しく落とされる甘い言葉。

身体が何かの喜びを知っている。
「ううん。アスランを怖いだなんて思わないよ…」

静かにアスランの首に腕を絡ませる。



狂っていた


お互いに……




「んっ‥‥いっあぁっ‥‥」
乱暴に扱われる身体。
身体は悲鳴をあげて脳に痛みを理解させている。

それでも心は満たされていく…

彼の手によって……



狂ってしまうほどの愛を知っている。
それを彼は与えてくれる。

「キラ…」

「アスラン……」


『愛しているよ』



END


一言どうぞ(゚ч゚*)



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