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□贈りたい人。
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<本日の授業は、RoseFestivalで女子の熱気が凄いので、全て無しにします。>
向「んなの有りかよ。」
香「先生達、女子が怖いんだろうな…。」
跡「授業無しか…。」
忍「つまり、女子が来る…。」
香「逃げるか…?」
あの様子だと、氷帝女子全員が来るだろう…と予測する香。貰える物は貰うが今朝の事は怖かった…。
コンコン。
ドアがノックされた音で無く、窓がノックされた音だった。
『おはようございます。』
香「ノドカ!」
鳳「学校の方は良いんですか?」
『はい。今日の授業無しって、学校に行く前に先生から連絡有ったんです。』
そう言いながら、ノドカは跡部の手を握って窓から生徒会室に入った。
ノドカは動きやすい服装で、背中に小さい鞄を背負っていた。