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□贈り物
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丸「何か、最近甘いニオイ、ノドカからすんだけど。」
これは3日前のお昼休みの時、テニス部のレギュラー陣と一緒にノドカはお弁当を食べていた。
別にいつも食べているわけでもないが、今日はいつも一緒に食べているクラスメート達が部活などで呼び出された為(ちなみに椿は風邪)、屋上に来たら、偶々彼らがいて、
幸「一緒に食べない?」
『はい!』
という流れで一緒に食べることになった。
柳「甘いニオイか?」
仁「言われてみれば…。」
と、仁王がノドカの首に近付いた。
仁「確かに、良いニオイじゃな。」
そして、耳元で囁く。
『甘いニオイ…。』
特に動じる事も無く、ノドカは呟いた。
『あ。もしかすると、最近、お菓子作ったりしてるからでしょうか?』
切「それ、食べてんのか?」
『本当に少しだけですよ…。
香兄さんが大半…、全部ですね…、食べてるので。』
柳生「ご趣味で作られてるんですか?」
『いえ、もうすぐ、城咲学園で
RoseFestival(ローズブェスティバル)
が有るんです。』