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□プロローグ
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*すこしの昔話*
少し都会から離れた緑生い茂る場所にあるのは、少し大きな別荘のようだ・・・。
『ぴんぽーん』
「はーい!!」
元気な声を出して出てきたのは、
白い兎持ってピンク色のロリータ服を着た小さな少女だ。
「むぎゅっ雛ー元気にしてたかー!?」
「ぱぱーひなは、いっつも元気だよー(上目遣い)」
「うおっ、自分の息子だと分かっているんだが、可愛いのー(デレデレ)」
どうやら、少女は、少女ではなく、雛と言う男の子のようだ。
「おらっ親父、雛から離れろ!!
ほら、ひなっおいでー(ニコッ)」
父親の向ける態度とは、打って変わって、にこやかな表情で少年、もとい雛に声を掛ける青年
彼は、雨宮家の長男雨宮、瀧琶だ。
「わー瀧おにいちゃっ!!」
雛は、瀧琶におもいっきり抱きついた。
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