.

□プロローグ
3ページ/3ページ

*すこしの昔話*

少し都会から離れた緑生い茂る場所にあるのは、少し大きな別荘のようだ・・・。


『ぴんぽーん』

「はーい!!」

元気な声を出して出てきたのは、
白い兎持ってピンク色のロリータ服を着た小さな少女だ。

「むぎゅっ雛ー元気にしてたかー!?」

「ぱぱーひなは、いっつも元気だよー(上目遣い)」

「うおっ、自分の息子だと分かっているんだが、可愛いのー(デレデレ)」

どうやら、少女は、少女ではなく、雛と言う男の子のようだ。


「おらっ親父、雛から離れろ!!
ほら、ひなっおいでー(ニコッ)」

父親の向ける態度とは、打って変わって、にこやかな表情で少年、もとい雛に声を掛ける青年
彼は、雨宮家の長男雨宮、瀧琶だ。

「わー瀧おにいちゃっ!!」

雛は、瀧琶におもいっきり抱きついた。



_
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ