novel : one
□間接キス!?*ZXR
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毎度騒がしい夕食時。
ガヤガヤと時は過ぎる。
「あれ?ロビンちゃん、食が進んでいないようだけど、どうしたの?」
「え?あっ、いいえ。ちょっと考え事をしていて…。ごめんなさい、すぐ食べるわ。」
「あ、いいんだよ。急がないでゆっくり食べて♪」
「ありがとう、コックさん。」
しかし、ロビンは考え事をしているようで、食が進まないようだ。
左肘をテーブルに付き、その手にはフォーク。
そのフォークに刺さったブロッコリーが、ロビンの手のお陰で宙に舞っている。
すかさず、この船の残飯整理こと、船長がそのフォーク目掛けて飛んできた。
それよりもコンマ0.05秒早く行動を起こし、船長を阻止した奴がいた。
緑頭の剣士だった。
「なんだよゾロ〜〜、ロビン食わねぇんだろ?ならオレに食わせろよ〜〜。」
「……お前ぇは食い過ぎだ。」
「んだよケチ〜〜。」
船長はなおもロビンのフォークを狙っている。
「あっ、ごめんなさい、船長さん食べたいのね。どうぞあ〜んして?」
「「!!!!?」」
「おう!ロビンサンキュ〜〜♪」
食べようと口を大きく開けた船長が、フォークに近づく。
その横に、眼をハートにした、部外者サンジもフォークに近づく。
続