精神詩 -Lunacy-

□作品No.6〜10
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No.8

Chain



足に絡み付くイマ
抜け出せずに
もがくしかなくて
失くした光も
見付けられずに
ムカシの想いは忘れたまま

解れた糸を結ぶように
ココロの穴を
埋めていくけど
深く 大きく 多すぎて
先へ進むことも叶わない

何処に忘れてきたのだろう
あの頃のユメ 君のコトバ
要らない物は
イマに捨て去って
ココロの隙間に
想いを詰めたいけど

失くした想いは
見付けられずに
今日も同じ場所で
佇むしかなくて
光射す場所は知らない
足に絡まる糸は
今日も
僕をイマに縛り付ける




―――――――――――――――
割と素直に(苦笑)
やはりこれも、諦めと自嘲を織り交ぜて…。
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