芸術詩 -Profanation-

□作品No.1〜5
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No.03

仮面舞踏会



鏡の向こう
嗤うのは
僕じゃない僕

鏡の向こう
映るのは
道化姿の僕

笑う道化師の仮面
手に入れました
僕はもう弱くないです
独りでも生きられます
鏡の向こうで
生きてる僕は
なんとも浅はか
思わず嗤う

鏡の向こう
招くのは
僕じゃない僕

笑う道化師の仮面
手に入れました




―――――――――――――――
すやまたけしの『素顔同盟』を読んで。
仮面を被って強がってる姿を描きました。
仮面は所詮偽物であって
一時的な快楽に過ぎない、と
そういう意味も込めて「舞踏会」を付けました。
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