精神詩(2) -Tranquilizer-

□作品No.6〜10
3ページ/5ページ




NO.8

水面



鏡の湖
光る満月 映している
石を投げ入れれば
揺らぐ水面
揺れる月
現れる 妖しの世界
聞こえる 甘い唄
湖に手を伸ばし
捉えた月が切符
美しく 儚い 月の世界
さあ お入りなさい
揺らめく 妖しの世界




―――――――――――――――
「水面<ミナモ>=境界」と云う事で。
危険な香りほど
魅力的なものはありません。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ