精神詩 -Lunacy-
□作品No.61〜65
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NO.61
優しく微睡<まどろ>む暗闇へ
見えぬ希望に恋をした。
君が問う暗闇と。
心地良さに目を瞑る。
明日は風に攫われて
輪郭さえも朧気で。
それでも来ぬ未来は無いと
冷たさに嗅覚は夢を見る。
見えぬ絶望に身を寄せて。
何処かで醒めた朝日に
君を灼く。
メロディだけ、
眼に焼き付けて。
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見えぬ希望=見えぬ絶望。
不安定なのは変わらない。
何も見ないことは楽だから。
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