芸術詩 -Profanation-

□作品No.36〜40
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NO.36

教会 退廃式



教会の尖塔から
 生まれた骸骨が
荒れ野を彷徨っている
ステンドグラスの下で
カナリアは花瓶に溺れて
リスは薔薇の棘に
 刺されてる
悲しみは蒸発したまま
荒れ野に骸骨が
咆哮、彷徨、増殖、彷徨



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「教会」シリーズ2。
空虚な綺麗さ。
退廃的だからこその美。
そんなイメージの表現。
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