芸術詩 -Profanation-
□作品No.31〜35
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NO.31
孤独の絵師
独り舞う
闇夜に満<ミ>つ月、黒揚羽
散り急ぐ桜を絵画に閉じ込めて
砂金の雨を降り注げ
夜の管弦かき鳴らせ
夜が明けたなら
色彩<イロ>を暈せ
見る者全てを食い散らせ
―――――――――――――――
芥川龍之介『地獄変』を基に。
字余りが多いですが一応、五七調。
気迫を表現出来たらな、と。
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