暗黒詩 -Black-

□作品No.21〜25
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NO.21

終焉



辿り着いた終焉
身を委ね見たものは
造られた太陽と電球の月
偽りの光を受けて輝く嘘は
青いホシを照らす星となる

闇に飲まれた想いは
運命に身を委ねて消える
世界の果ての鐘が鳴れば
新たな想いが生まれて失せる

堕とされ砕かれた僕
嘘で創られた世界に独り
偽りで塗り固めた想い
辿り着いた先の希望は終焉



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嘘で成り立ってる世界への絶望。
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