精神詩(2) -Tranquilizer-
□作品No.46〜50
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NO.49
夢に足掻く理由
唇から溢れた
言ノ葉で縛りあげ
空に溺れた魚のやうに
夢を亡くしてあげませう
てふてふが
月の蜜に溺れた頃
空に溢れた泉から雨が降り
鳥は翼を失くして哭くでせう
太陽はまだ真理に縛られて
海の底に眠っております
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文語と言語コードのズレが使いたくて。
ズレた、気持ちの良い世界に
まだいたいから足掻くのです。
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