お題
□むしのいき
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それは夏の夜だった
なんの虫か知らない
苦しそうに泣く虫は
僕の鼓動とかぶった
一定の速度で鳴く虫
その声は次第に小さ
くなって消えていく
ああ僕もこんな風に
死んでいくんだな、
とぼんやり考えてた
暑い、暑い、夏の夜
なんだか、とっても
悲しくて、切なくて
辛くて、くるしくて
キミに逢いたくて、
恋しくてたまらない
千鶴、ちづるちづる
キミが愛しいんだ、
むしのいき
けどどんなによんでも
きみは、いない
最近、病んでるわたし
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