外見年齢 : 40〜43才
身長   : 184cm
誕生日  : 10月26日
星座   : 蠍座
血液型  : O型
好物   : 茄子の煮びたし、鰹のたたき
趣味   : █████
属性   : 猟奇的タチ寄りリバ


平安時代の大陰陽師の一人。
晴明に対し愛憎を募らせており、その執着心から現代に転生。
夜鬼を騙して鬼の力を手にし、晴明に似ている彼を長期に渡り監禁、陵辱、拷問を繰り返した。

普段は寡黙で嫌味な性格であるが、晴明の件に関してやプライドを傷付けられると酷く感情的になる。
神楽曰く、平安時代に生きていた時より狂っているらしく、本来の愛情深さはその狂気により隠れてしまっている。


※指名するには注意点多々有りの為、裏メニューです。




※以下、蘆屋道満に関してのネタバレです。範囲指定で読めます※

現代に転生した蘆屋道満には記憶が多々抜けている部分がある。 夜鬼の生まれた村で呪術的に造りだされていた蘆屋道満の依代。その人工物へ入り込み、後転生であるが故に本来の人格ですら歪んでいる、というのも理由の一つであるが、 一番の大元が彼が彼として存在するに自分の意思が産まれ、憎悪と愛憎というその強すぎる意思に体がついていけていない。というのがある。
それは依代が劣化品であった訳ではなく、 ただただ彼という元々の存在を彼自身が追い抜いてしまったから。 何故、そうなったかというと 彼は虚無であったからだ。
イマジナリーフレンドというものをご存知か。
呪術界で言うところのトゥルパ(タルパ)である。 ここでその話をしたのは他でもない、彼、蘆屋道満を語るに必要だからである。
トゥルパ。訳せば魔術的顕現。
神々や精霊等を自ら仮のものとして生み出し、空想上にそこに居るものとして創り出すものを言う。
これは修行を行えば並の術者ならば術の完成も容易であった。
陰陽師の式神もこの類と同一視されることもある。
して、それを行った人物…否、否。人の形すら成していない、ただの縁。
世に産まれ落ちる前…縁の集合体、根源を漂う命だけであった筈の後の「安倍晴明」その人である。
類稀なる天才であった彼は無意識の内に自分のいずれ出る世界へ働き掛けてしまった。 千里眼を所有し、後の未来がわかってしまうその孤独さ。恐らく、人としても、友人なども無く、ただ僻まれ、皮肉にも祀り上げられ、英雄として独り立つだろう自分に向けての贈り物として、未来に放った友人…。
ただの幻想ではなく、天才であるが故に行き着き完成させてしまった人としての肉体を持つ魔術的顕現。
それが「蘆屋道満」その人である。
晴明は自分が予想できるただの人形では意味がなかった。
なので、自由意志を道満に持たせた。 自分の想像の中で居ながらも、自分の想像を超える存在を創り出した。
蘆屋道満。彼は安倍晴明の創作である。
独りであった彼に生きる意味を持たせてくれる、創作で在る。
だから悲劇は起きた。 意志を持った蘆屋道満は思うように動いたからだ。 制御ができない彼を朝廷貴族達は晴明と共に立つもの、晴明の良い好敵手と認識することはなく、晴明の敵、朝廷を怨敵を害そうとする悪の蘆屋道満として物語を撒き散らしていった。
そして、正義として置かれた晴明の才能を目立たせる為の必要悪とし歪みに歪みきった蘆屋道満が後の未来、自分の意思で地獄を這い上がり転生したのが 現代の蘆屋道満。
それが彼の正体である。
つまりはこれは晴明の一部、晴明の陰陽の陰から生まれた創作人物。
人間嫌いの超絶寂しがり屋超絶天才が成した一人芝居、一人遊びの度を越した 虚無から産まれた友人である。


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