突発的

□マンホールからのワープ
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マンホールから落ちた。明日にでも友達に笑い話としてして話てやろうと思ったのに何ここ。どこですか。外国の映画のワンシーンですかい?それから、あの国旗のマークって見た事があるでもない。……アメストリアだっけ?


あぁ、そうだ。マンホールから落ちて馬鹿になったんだ。夢だな。それか……現実か?


ドカン――


ちょ、何今の爆発音。目をこらして遠くを見ると建物が燃えていた。待て待て待て待て。


夢にしては出来過ぎてる。起きろ、起きろ。これは夢なんだ。起きろ、自分。



サクヤは、身震いを覚えた。


このままじゃ危ない気がする。夢でも恐いも――ん。


ドス、ン――


『な、なああぁああ!?』


「え?」


『ぎぃやあああ!!』


「へ?」


『はあぁああ!?』


「何かしたかな、僕」


上から突如姿を現して来たのはアルフォンス・エルリック。


「ね、君……!消え、てる」


『な?』


自分の身体を見ると透けていた。どうして。あぁ、目が覚めるんだよ、たぶん。


「君!大丈――」


手を伸ばすアルフォンス。


『ばいばい。これはすべて夢だか――』


スッ――



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