12/25の日記
05:42
パプワ
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「サンタってさ
なんでわざわざ見ず知らずのガキにプレゼントなんか配るんだろうな」
「いきなりなんですか」
いくらクリスマスといえど、
サンタの話をするには歳を食い過ぎた獅子舞の疑問に思わず驚いてしまった。
「なんだよ、俺がサンタの話しちゃ悪いかよ」
「いえ別に、どうでもいいです」
「それはそれで凹むぞ」
そう言いながらも全然凹んだ様子のない獅子舞。
「どうしてって、喜ぶ顔が見たいからでしょう」
枕元のそれを見つけて輝く笑顔はたまらない。
「鼻血出てんぞ」
おっと、いけない。
高松は白衣が汚れる前にそれを拭った。
「でもよ、それって特定の相手がいるからじゃねえの?」
「と、いいますと?」
「だから、自分の知ってるガキにプレゼントするならまだしもわざわざ他人にまでプレゼントする必要はないんじゃね?」
確かに、それはそうかもしれない。
「じゃあサンタはきっと極度のショタコンのロリコンなんですよ」
「…お前と一緒にするなよ」
失礼な。
「それで、結局何を言いたいんですか?」
「サンタはきっと何人かいて
誰が一番多くのガキにプレゼント渡せるか競ってんじゃね?」
「そんな、アンタじゃあるまいし」
「どういう意味だよ」
そういう意味です。
「まあ、正解がなんであれ
俺の知ったこっちゃないんだけどな」
「じゃあなんでそんな話したんですか」
「細かいことは気にすんなよ
サンタが来ないさみしいお前の相手してんだから」
何様だ。
「頼んだ覚えはないんですが」
「いーからいーから」
話が通じてない。
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クリスマスっぽいロマンティックな話を書こうとして挫折しました\^o^/
時の流れに恐怖を覚える今日この頃です。
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