闇族図鑑

6件

【吸血鬼 (きゅうけつき)】
ゾンビ型 上級

闇族の頂点に君臨する、闇王の血筋。
闇族の中で唯一の哺乳類であり、蘇生によって誕生することは無い。
吸血鬼、または他種族の異性との間で子供を作ることが出来、いかなる場合でもその子供は吸血鬼として生まれる。
他種族の血を主食とする。

透き通った白い肌に尖った耳、漆黒の髪、妖しく光る真紅の瞳、恐ろしいほど整った美貌を持つ。

成人までは人間と同じように成長するが、20歳になると成長が止まり、半永久的に生き続ける。

 

【ゴースト (ごーすと)】
ゴースト型 下級

人の姿をした幽霊。
誕生させるには、一般的な人間の魂が必要。

人間と変わらない姿をしているが、半透明で白い。夜はぼんやりと光って見える。
生前に最も充実していた頃の姿で誕生するので、殆どの者が若い姿である。声もその頃のものだが、性別は勿論無い。

非常に賢く、他種族を驚かすことが生き甲斐。

人間と同じようなものを食べる。

 

【死神 (しにがみ)】
骸骨型 上級

骸骨型最上級。
誕生させるには、死人の骨と魂、そしてその死人への強い想いを必要とする。

本来はフード付きの黒いマントを羽織った骸骨の姿だが、肉体を自由に作り出すことが出来るので、美しい人間に化けていることが多い。
ただし、吸血鬼と違い性別が存在しないので、その日の気分で肉体の性別を決める者も多くいるようだ。

他種族の生きた魂を狩って食べる。生きていた頃の性別で無い方の魂を好む傾向があるが、もう片方も食べられないわけではない。

 

【シャドウドラゴン (しゃどうどらごん)】
ゴースト型 上級

真っ黒で影のようなドラゴン。昼間は直視することが出来ない。
誕生するには、ドラゴンの魂が必要。

非常に戦闘能力の高い部類の闇族で、黒い炎を吐いて戦う。
温厚な性格なので、攻撃を仕掛けてくることは滅多に無い。

闇族以外が触ろうとしても透けてしまうが、実体化も出来る。また、闇族も触れられないほどに透化することも可能。

闇王城で騎士として働く者が多いが、非常に計算高いのでそれを生かして会社経営をする者も少なくない。

肉料理を好んで食べる。
調理は必須らしい。

 

【上級ゴースト (じょうきゅうごーすと)】
ゴースト型 上級

修行し月魔法を心得たゴーストのこと。
ゴーストについてはゴーストの項を参照。

ゴーストなら誰でも修行すれば月魔法を扱えるようになるのだが、修行が非常に大変なので、上級ゴーストは数少ない存在である。

上級ゴースト達が月魔法を習得した理由はまちまちで、闇王の役に立ちたいからと言う者もいれば、他種族の者を効率良く驚かせたいだけだと言う者もいる。

 

【まんまるオバケ (まんまるおばけ)】
ゴースト型 下級

直径6センチほどの球体のオバケ。
誕生させるには、死んだ小動物の魂を必要とする。

非常に人懐っこく、円らな瞳をキラキラさせて甘えてくる可愛いやつ。
子供のような話し方をするが、意外と頭が良いので注意が必要。

ペットとして他種族からの需要が高い。最近は、闇王が亡くなったペットをまんまるオバケとして蘇生させるサービスを行っている。

雑食なので何でも食べるが、生前に好んでいた食べ物を好む傾向がある。

 



[戻る]



©フォレストページ