ショートストーリー
□あの時の君に
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放課後、いわれた通りに門のところで待ってみる。
だってすごく気になるから。
「それにお礼をしないとっ‥」
そう呟いて彼がくるであろう方角を見つめる。
「ごめん、待ったよね…」
そう言って現れたのはまぎれも無く今朝の彼だった。
「いえ‥少しだけですから平気です」
「そっか、とりあえず俺の恩返しの話だったね」
そう言って彼は駅に向かいながら話し始めた。
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