心素直に

□風邪にて
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黎side

「ここか・・?」
黎は教えられた住所の椛と表札のある小さな1軒家につく。
「よし、」
そしてインターフォンを鳴らした。
少し経ってから、”はい”と小さな声が聞こえて
ドアが開いた。
同時に夢姫の声。
「すみません、お待たせしました。どちら・・さま・・」
と、顔を上げて俺に気がついたらしい。
驚いている。
すると、その場に力つきて夢姫が座り込んでしまった。
「夢姫っ!?」
俺は慌てて彼女の傍に駆け寄った。
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