11/22の日記
22:14
こばなし変恋1
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私って・・・変なのかな。
いや、自覚症状はあるよ。うん。
冷静に考えればおかしい。うん。
さすがにねぇ・・・。
好きな人がねぇ・・・・・・。
オカマって。
「コタ裁縫うまーい!!!」
『やだー!!褒めても何も出ないぞ∨∨』
彼?の名前は佳日(かじ)虎太郎。
親戚の人がいわゆるオカマでその人が開いたオカマバーで働いてる若い若いオカマちゃん、それが佳日虎太郎。通称コタ。
まだ25歳。
オカマ・・・・・・かぁ。
25だけど童顔だから20ぐらいに見える(笑)
知り合ったのは数年前。
開店祝いパーティーに家族といった時、一目惚れ。
オカマにね。
それから数年。
うちの家は母子家庭だから時々お世話になってる。
私は18。
高3。彼氏無し!!
好きな人→オカマ(泣)
『ハユちゃーん??出来たよ!?宿題の裁縫∨』
「え?あ・・・うん。ありがと♪助かりました★」
『うんどういたしまして・・・顔赤いよ?さては・・・・・・待ってる間好きな人の事考えてたんでしょ??』
ぴんぽーん☆☆
せいかーーい!!
ってやってる場合か!
「いや、それは無いよ。好きな人なんかいないし☆」
『なんだ、残念。いい人なら紹介してもらおうと思ったのに・・・(泣)』
そっちか。
今の会話は少しドキドキした。
ママ「ハユ、宿題くらい自分でしなさい!!
いくらうちのコタが可愛いからって・・・小声→(好きなら冗談でも好きって言っちゃいなさいよ(笑))」
ママさんにはバレッバレの恋心。
「あははー(んなこと出来たら苦労してないよ)」
『いいのよ、ママ。私趣味感覚でやってるから』
なんと優しい。
「かわいー・・・」
『やだ!!ハユちゃんったら急に何??
・・・ママ!この子にジュース』
え・・・声に出しちゃった。
かわいーからつい。
「わーいありがと☆」
こんなに平凡な恋心でいーのかね。
オカマって所だけだよ、平凡じゃないのは。
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