SIREN
□今日の宮田さんと牧野さん
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【宿泊編】
牧野「宿、とらなきゃいけませんね」
宮田「ああ…俺がいつも使ってるところがありますから、連絡しておきます」
牧野「連絡くらい私がしますよ。電話番号は何番です?」
牧野「あ、はい。2名なんですが、えーと」
宮田「どうしました?」
牧野「部屋、どうしましょう」
宮田「牧野さんがよければ、1部屋でいいんじゃないですか」
牧野「私は特に問題ありませんが…」
宮田「じゃあ、ダブルで」
牧野「わかりました…えーすみません、ダブルでお願いします」
牧野「ところで、ツインとダブルってどう違うんですか?」
宮田「大した違いはありませんよ。そのうちわかります」
***
牧野「宮田さんの言ってた意味が、よーくわかりました…」
宮田「牧野さんは本っ当に、素直で扱いやすいですねぇ」
牧野「もう宮田さんの言うことは何ひとつ信じませんからね!」
宮田「まあ、そんなところに突っ立ってないで早くお入りなさい」
牧野「絶対いやです!!」
宮田「来い」
牧野「うっ……(逆らえない)」
宮田「大丈夫ですよ…今日から俺を八尾さんだと思って!」
牧野「無理言うにも程がありますよ!大体、八尾さんはこんな筋肉質じゃないしもっといい香りがするし鈍器だって持ち歩いてな」
宮田「牧野さん、ちょっとこの腹巻きと股引はダサいと思いますよ」
牧野「よ、余計なお世話です!!」
宮田「没収」
牧野「没収してどうするんですか」
宮田「アーカイブ行きです」
牧野「やめてぇぇぇぇ!!」
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