「(ちっちゃい…ちっちゃいってどれくらい……??)」
HELLO、こんにちは。前回素晴らしい勢いでやる気を削がれた凪砂よ。
ついに始まったわ、生物の時間。ちょっと授業についていけるか不安なんだけど…。そんなコトより私は、オリマー先生がどれだけ小さいかが気になる…!!
「(だって…教卓の上にようやく全身って…。いくらなんでも小さすぎるよね。)」
しかも位置によって見えないってどんだけだ。私、確実に見えないよ。
あと、オリマー先生より小さいっていう、ピクミンってのも気になる…。聞いたのはあまりイイ話じゃなかったケド…。
だって、魂って…魂って、おま…っ!!!!
「(…っと、話が逸れたわね。)」
そうじゃなくて、オリマー先生がどれだけ小さいか。
最低でも…この学園自体が異常だったとしても…!!2・3歳児の身長くらいは、あってほしい…。
「(校長、教頭…そして、このクラス…。楽しいっちゃ楽しいケド……)」
私はあくまで普通なの。平々凡々なの。これ以上異常が起きたら壊れるカモしれないわ…。
若干鬱になりかけた、その時…
リンク「…おい、皆!!先生、来たぞ!!」
リンクがそう言うと、各々喋っていた皆が静かになった。
てか、アンタ。よく小さい先生を、その窓から確認出来て……、…あぁ、乗り出してやがった。お前…怒られるわよ…。
ガラガラガラ……ッ!!
……さて、