- 作詞book -

□【小さな空間に大きなお城を】
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【小さな空間に大きなお城】

もしも奇跡があるならば
彼と会わせてください
何度でも言います 会わせてください
彼の中にある体内時計を
一度くるりと左へ回してください

また
昔のように
不器用な優しさで
私の心をくすぐらせて
不器用な人
って言ったら
器用な人より
マシだろ
とほほ笑みながら言った

甘い言葉が
聞きたいです

甘い叫びは
届いてますか

もしも奇跡があるならば
貴方の姿を見せてください
何度でも叫びます 見せてください
貴方の中にあるオフなスイッチを
一度ポチッと下へ押してみてください

きっと
忘れない
忘れられないと思うから
貴方と積み重ねてきた
それはまるで
ツミキのお城よう
崩れることも
壊れることも
一生ないし 一生ありえない

笑みの裏側
見たかったです

寂しさの雫
届いてますか

もしも奇跡があるならば
貴方の笑顔を映してください
何度でも願います 映してください
貴方の中にある大切なツミキのお城を
一度トンッと後ろへ押し倒してください

貴方と出会えて本当によかった
貴方が共通点のものは
何一つ忘れないように
私がちゃんと保管しとくね

小さな宝箱の奥に
しまってきた思い出と一緒に
二人で積み重ねてきた
ツミキのお城も
壊さないように
その中へしまっておくね

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