白と黒の狭間で  


■第一部
  黒の誘惑 白の試練


■illust

《あらすじ》
遥か昔、世界には天使と悪魔しかおらず、互いに争っていた。そしてある天使と悪魔の悲しい恋を引き金についに互いの神の大きすぎる力がぶつかり合った。互いに拮抗する力は次第に混ざり合い、そして白と黒の二面性をもつ、人間が誕生したのだった……

そんな世界で、クールだけど茶目っ気?もある少女フィオラとどこか抜けた雰囲気を持つ相方の青年ヴィネレスは、天使と悪魔から人間を守るモデリスに所属し、腕利きとして活躍していた。なので二人を慕うものも少なくはない。
しかしフィオラはそんな周囲の反応を嫌っていた。
「強すぎる力なんていらない。皆知らないんだ……力は両刃の剣だということを……」


苦しそうに声を絞り出すフィオラ。フィオラは身を持ってそのことを実感していたのだった……誰も知らない秘密。しかしその力の裏には本人さえ知らない秘密が隠されていたのだった……

遥か昔の悲しい恋が絡まり、静かに、しかし確実に実は熟していく……


シリアスだけどコメディ要素もたっぷりあるファンタジーストーリー




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